『ビューティープロ』キャットフードの徹底評価【口コミ・評判】

ビューティープロは「高タンパク低脂肪設計」「健康的な皮膚、被毛を維持するためにマリンコラーゲン配合」「嗜好性を高めるための旨味成分配合」が特徴的な国産キャットフードです。

執筆:運営本部

ビューティープロの特徴

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ビューティープロの基本情報

メーカー 日本ペットフード株式会社
ブランド名 ビューティープロ
商品名 1歳から成猫用(チキン味)
参考価格  1,625円/1.5kg(amazon価格)
1kg当たり 約1,083円
原産国 日本

ビューティープロの特徴

  • 高タンパク、低脂肪設計
  • マリンコラーゲン3000mg/kg配合
  • 厳選したうまみ成分で美味しさ実現

ビューティープロでは「ヘルシーフードサイエンス研究所」の獣医師の監修のもと、ペットの健康を考え高タンパク、低脂肪設計に作られています。猫はタンパク質の要求量が高いため高タンパクに設計、脂質は摂り過ぎると肥満や病気のもとになるため低脂肪に設計されています。そのため運動量が少ない猫でも美しい体型を維持することが出来るようです。

また、コラーゲンの1kgあたり3,000mg配合されているのが特徴的です。皮膚と毛並みの柔軟さや艶やかさを維持するためにコラーゲンを配合しています。しっかりコラーゲンが皮膚や被毛の美しさに結びつくように、マリンコラーゲンを3,000mg/1kgの高配合になっています。毛並みが気になる猫にはうれしい素材です。

ビューティープロの原材料と成分

原材料
穀類(トウモロコシ、コーングルテンミール、小麦粉、パン粉)、肉類(牛肉粉、チキンミール、チキンレバーパウダー)、油脂類(動物性油脂、植物性油脂、γ-リノレン酸)、魚介類(フィッシュパウダー、マリンコラーゲン)、オリゴ糖、GABA、ミネラル類(カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、クロライド、銅、亜鉛、ヨウ素)、pH調整剤、酵母細胞壁(食物繊維源)、アミノ酸類(タウリン、トリプトファン、メチオニン)、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、D、E、K、ニコチン酸、パントテン酸、葉酸、コリン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物)、ヒアルロン酸
原材料の評価
第一主原料 トウモロコシ ×
第二主原料 コーングルテンミール ×
第三主原料 小麦粉 ×
油脂類 動物性油脂、植物性油脂、γ-リノレン酸
アレルゲン トウモロコシ、コーングルテンミール、小麦粉 ×
酸化防止 ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物
添加物 pH調整剤
点数 5点/21点中

主要原材料

トウモロコシ、コーングルテンミール、小麦粉、パン粉

ビューティープロの第一主原料は穀類です。穀類は植物性タンパク質、炭水化物、食物繊維、ビタミン、ミネラルといった栄養源になります。ただ、穀類はキャットフードのメイン素材として使用するのは好ましくありません。猫は高タンパク、さらに言うと動物性タンパク質の要求量が極めて高いので、メインで使用する素材は動物性タンパク源となる肉や魚を使ってほしいところです。また、穀類の中身に関してもコーングルテンミールのようなトウモロコシの残りカス、小麦粉やパン粉のような粉末状の原材料といったように使っている素材もあまり栄養価の高いものではありません。

牛肉粉、チキンミール、チキンレバーパウダー

穀類に続いて肉類が使用されています。肉類は肉食動物である猫の理にかなった素材です。ただ、その中身を見てみるとあまり質が良い肉は使用されていないように思います。牛肉は粉状のもの、チキンも様々なものが入り混じったミール状のもの、チキンレバーもパウダー状のものといったように素材そのものの質があまり良くありません。

動物性油脂、植物性油脂

動物性油脂にはリノール酸、アラキドン酸、植物性油脂にはリノール酸が豊富に含まれていますので、猫の皮膚や毛並みを支えるのに重要な栄養源となります。また、油脂は食事を風味豊かなものにする役割もありますので、油脂を使用することで猫の嗜好性を向上させてくれます。

ただ、使用している油脂はどの動物の油脂なのでしょうか。またどのような植物の油脂なのでしょうか。本来は鶏脂や大豆油のようにはっきりどの動物の、どの植物の油脂なのかわかるような原材料を使用するのが望ましいところです。そのため、このようなどの動物の、どの植物の油脂なのかはっきりわからない原材料を使用している点は評価できません。

マリンコラーゲン

ビューティープロではマリンコラーゲンが高配合されています。コラーゲンが多くの人が知っているように人間の場合、美肌効果があります。それと同じように猫の場合にも皮膚や被毛の健康を維持する効果があります。ビューティープロではそのような美意識の観点からマリンコラーゲンをたっぷりと配合しているのです。

ただ、健康的で綺麗な被毛を維持するためにはコラーゲンよりも良質な動物性タンパク質、良質な動物由来の脂肪酸を与えてあげる方が効果的です。

添加物

pH調整剤、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物)

ビューティープロでは合成酸化防止剤ではなく天然由来の酸化防止剤を使用しているのでこの点は問題ありません。キャットフードでは簡単に酸化を防ぐことが出来るとの理由から合成酸化防止剤が使用されることも多いですが、合成酸化防止剤は有害性が指摘されていますので、自然な酸化防止剤を使っているフードの方が良いです。

ただ、ビューティープロではpH調整剤というものを使用しています。このpH調整剤は食品を長持ちさせるために使用する添加物です。微量であれば問題はありませんが、過剰に摂取すると腸内細菌の善玉菌が死んでしまい腸が活発に働きにくくなるといった有害性も指摘されています。

たんぱく質 脂質 粗繊維 灰分 水分 炭水化物(推定)
35.0%以上 10.1%以上 4.5%以下 9.0%以下 10%以下 31.4%
マグネシウム カルシウム リン リノール酸  ビタミンA ビタミンE
0.09% 0.9%以上 0.7%以上 1.0%以上  550IU/100g以上  40.0IU/100g以上
ビタミンB1 ビタミンB2  ビタミンB6
0.6mg/100g以上 0.5mg/100g以上  0.5mg/100g以上
成分の評価
項目 目安 含有 評価
タンパク質 26%以上 35%以上
脂質 9%以上 10.1%以上
繊維質 4%以下 4.5%以下
灰分 9%以下 9.0%以下
水分 10%以下 10%以下
炭水化物(推定) 35%以下 31.4%
点数 12点/18点中

成分から見る

ビューティープロは高タンパク、低脂肪の設計になっています。タンパク質は35.0%以上と高タンパクを実現、脂質も10.1%と低脂肪を実現させています。運動量が少ない室内猫に適した設計になっています。炭水化物も摂り過ぎると肥満のもとになるため低めに抑えられています。

マグネシウムはマグネシウム由来のストルバイト結石に配慮して0.09%となっています。その他ビタミンをしっかり配合することで猫の健康維持をサポートしています。

ビューティープロのまとめ

総合評価
原材料の質 食いつき アレルギー対策
×
皮膚・被毛改善 腸内環境改善 安全性
点数
6点/18点中
全体の点数
23点/57点中
ランク付け
A・B・C・D・・F
良い点 悪い点
  • 猫の高タンパク要求量を満たす
  • スリムな体型への配慮
  • 皮膚や被毛の美しさに配慮
  • 良質なタンパク質とは言えない・・・

ビューティープロは猫の高タンパク質要求量を満たすために高タンパク設計になっています。35.0%以上の高タンパク質を実現させていることは成分表を見れば分かります。ただ、その中身はあまり質の良いものとは言えません。第一主原料に多くの穀類が使用されていること、肝心の肉は粉状やミール状、パウダー状といった安価な素材しか使われていないことなどから、猫が求めている良質なタンパク質を確保出来ているとは言えません。そのため、高タンパク質設計ではあるものの、タンパク質の質自体は良質なものとは言えません。

また、猫の皮膚や被毛の健康を維持するためにマリンコラーゲンを高配合していることはいいのですが、良質なタンパク質や脂質を得られるようなフードであればそのようなコラーゲンの配合は特に必要ありません。

ビューティープロの口コミ・評判

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