『ロイヤルカナン』キャットフードの徹底評価【口コミ・評判】

ロイヤルカナンは「高タンパク設計」「高い嗜好性」「ストルトバイト及びシュウ酸カルシウム尿石に配慮」が特徴的なフランス産キャットフードです。

執筆:運営本部

ロイヤルカンの特徴

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ロイヤルカナンの基本情報

メーカー ロイヤルカナンジャポン合同会社
ブランド名 ロイヤルカナンベッツプラン
商品名 ベッツプランメールケア
参考価格  3,672円/2kg(amazon価格)
1kg当たり 約1,836円
原産国 フランス

ロイヤルカナンの特徴

  • 筋肉量維持の高たんぱく設計
  • 高い嗜好性
  • ストルバイト及びシュウ酸カルシウム尿石に配慮

多くの動物病院で勧められているロイヤルカナン。取り扱っている商品は減量サポート、肝臓サポート、消化器サポートなどの食事療法食、猫種別フード、栄養補完食など多岐にわかります。その中で最もオーソドックスなシリーズであるベッツプラン(総合栄養食)は猫の理想的な栄養面を考えて高たんぱく設計になっています。猫は高タンパク質の食事が理想と言われる犬よりもたんぱく質の要求量が高いため高たんぱく設計のフードは猫に最適です。

値段が安いフードは安価な原材料で済ませることが多くタンパク質が少なくなることが多いですが、動物病院で勧められるフードとあって猫の理想的な高たんぱく設計になっておりこの点は優れたフードと言えます。また、高い嗜好性を追求しているとのことで食いつきも良さそうです。

尿路結石に関してはストルバイト尿石とともにシュウ酸カルシウム尿石にも配慮されていますので、下部尿路の健康維持が気になる場合にも嬉しい点です。

ロイヤルカナンの原材料と成分

原材料
肉類(鶏、七面鳥)、コーン、超高消化性小麦タンパク(消化率90%以上)、米、コーングルテン、加水分解動物性タンパク、植物性繊維、動物性油脂、チコリー、魚油、大豆油、フラクトオリゴ糖、サイリウム、マリーゴールドエキス(ルテイン源)、アミノ酸類(DL-メチオニン、L-リジン、タウリン、L-カルニチン)、ポリリン酸ナトリウム、ミネラル類(Cl、K、Na、Ca、P、Zn、Mn、Fe、Cu、I、Se)、ビタミン類(コリン、E、C、ナイアシン、パントテン酸カルシウム、B2、B6、B1、葉酸、A、ビオチン、B12、D3)、酸化防止剤(BHA、没食子酸プロピル)
原材料の評価
第一主原料
第二主原料 七面鳥
第三主原料 コーン
油脂類 動物性油脂、魚油、大豆油
アレルゲン コーン、コーングルテン
酸化防止 BHA、没食子酸プロピル ×
添加物 無し
点数 11点/21点中

主要原材料

鶏、七面鳥、コーン

ロイヤルカナンの原材料のトップは鶏です。鶏は猫が必要とする必須アミノ酸が豊富で、さらに鶏脂肪には必須脂肪酸も豊富に含まれるため原材料で最も多く使用される素材が鶏である事は良いフードの証と言えます。その次に続くのは七面鳥です。七面鳥も鶏同様に優れたたんぱく源になります。どちらの肉も肉素材そのものを使っているので、チキンミールのような素材に比べてはるかに栄養価が高いです。

3番目の素材ではコーンが使われています。コーンのカスではなくコーンそのものを使っているのでこちらも栄養価は高い。ただ、コーンも穀物のためアレルギーに敏感な子には注意してあげましょう。

超高消化小麦タンパク、米、コーングルテン

ロイヤルカナンは小麦、米、とうもろこしの3種類の穀物が含まれています。穀物は消化しにくいという点やアレルギーの心配がある点などがあるため穀物フリー希望の方にはロイヤルカナンは向かないでしょう。ただ、猫も穀物は無理に摂る必要はありませんが、摂っては絶対に駄目という事ではありません。穀物は炭水化物でエネルギー源となり、食物繊維として腸の働きを高めてくれます。そのため、穀物が合うか合わないかを見極める事が大切です。

加水分解動物性タンパク

あまり他のフードには見受けられない素材として加水分解動物性タンパクというものがありますが、これはアレルギーを起こさないように人工的に消化しやすいように細かく分解されたタンパク質の事です。アレルギー反応はタンパク質が原因である事が多いため、それを防ぐために加水分解動物性タンパクが配合されているのです。

そのためタンパク質が原因でアレルギーが起きてしまう猫にはこのような原材料が配合されているフードが効果的です。特にアレルギーの症状が酷くて他に食べるものがない猫には打ってつけです。ただ、この素材を長期間食べ続けることで腸内の善玉菌と悪玉菌のバランスが崩れて、逆にアレルギーを起こしやすくなる場合もありますので注意が必要です。

添加物

酸化防止剤(BHA、没食子酸プロピル)

ロイヤルカナンは動物病院で獣医から勧められることが多い割りに、批判的な意見を多く受けているという側面もあります。その原因の多くは酸化防止剤にあります。ロイヤルカナンではBHA、没食子酸プロピルという酸化防止剤を添加しています。

特にBHAが問題の添加物として取り上げられることが多く、BHAは発がん性のリスクがあるという事から問題視されています。ただ、問題の発端となった名古屋市立大学の研究で発がん性がみられた用量は通常では考えられない程の量になるため、微量しか使われないペットフードでは問題が無いというのが現在の客観的な見解になっています。ナイヤルカナンの公式ホームページでも使用料は使用基準の数分の一のみで、フードに含まれる量のBHAでは発がん性は認められないと記載されています。

ただ、やはり愛猫にフードを与え続ける飼い主としては、微量であれば問題は無いと割り切れるものではありません。現在ではそのような事から天然由来の酸化防止剤を使っているフードが多いので残念です。

タンパク質 脂肪 食物繊維 灰分 水分 炭水化物(推定)
44.7g 11.2g 13.1g 9.9g 6.1g 34.0g
カルシウム カリウム リン マグネシウム
1.4g 0.89g 1.25g 0.08g 20.1mg 1.67mg
亜鉛 クロール ナトリウム セレニウム EPA+DHA L-カルニチン
25.5mg 1.61g 1.12g 0.018mg 313mg 22.3mg
タウリン アルギニン ビタミンA ビタミンE ビタミンC ビタミンD3
0.25g 2.21g 2679IU 67.0mg 33.5mg 78.1IU
ビタミンB1 ビタミンB2 パントテン酸カルシウム ビタミンB6 ビタミンB12 ナイアシン
1.4mg 5.1mg 5.8mg 4.50mg 0.015mg 16.3mg
ビオチン 葉酸 コリン
0.35mg 1.33mg 223mg
成分の評価
項目 目安 含有 評価
タンパク質 26%以上 44.7g
脂質 9%以上 11.2g
繊維質 4%以下 13.1g
灰分 9%以下 9.9g
水分 10%以下 6.1g
炭水化物(推定) 35%以下 34.0g
点数 12点/18点中

成分から見る

ロイヤルカナンは栄養成分を全て公開しています。キャットフードメーカーは多く存在しますが、ここまですべての成分を堂々と公開しているメーカーはほとんどありません。そのため、猫の飼い主としてはしっかり中身の成分を見て愛猫の健康のためのフード選びが出来ます。成分をほとんど公開していないメーカーが多い中で、ナイヤルカナンは堂々と公開しているので、商品や成分配合に強い自信を持っているのでしょう。

たんぱく質の含有量を見るとロイヤルカナンが高たんぱく設計であることが良く分かります。猫はたんぱく質の要求量が非常に高いので高たんぱくの食事を与えることで猫の健康をサポートしてあげることが出来ます。また、炭水化物も許容範囲内に抑えられています。猫は炭水化物が多いと消化不良を起こすことがありますので、高タンパク質とともに炭水化物・脂肪の調整も上手く出来ているフードと言えます。

また、食物繊維が多いため腸の活性化を促すという点でも効果的です。特に毛玉ケアとしても機能します。原材料では腸内の善玉菌を増やすフラクトオリゴ糖も配合されていますので、腸を整えてくれる効果が期待出来そうです。ただ、便の調子が良い猫に与えてしまうと逆に食物繊維の摂り過ぎで下痢や逆に便秘になったりしてしまう可能性もあります。

ロイヤルカナンのまとめ

総合評価
原材料の質 食いつき アレルギー対策
皮膚・被毛改善 腸内環境改善 安全性
点数
9点/18点中
全体の点数
32点/57点中
ランク付け
A・B・・D・E・F
良い点 悪い点
  • たんぱく質が豊富で理想的
  • 食物繊維が豊富で毛玉ケアになる
  • 堂々とすべてを公開している
  • BHAが気になる・・・

ロイヤルカナンは高たんぱく設計とアピールしているように、実際に成分を見ても高たんぱくのフードであることが分かります。原材料でも鶏、七面鳥と肉の素材をそのまま原材料として使っているので猫の嗜好性も期待出来ます。猫はタンパク質の要求量が高いにも関わらず、低タンパク質のフードが多い中、これだけの高タンパク質を実現させているので良いフードと言えます。

また、猫の健康の事を良く考えているなという印象も持ちます。食物繊維が豊富でオリゴ糖も配合されているので、猫の腸を活性化させ毛玉トラブルや便秘問題にも効果が期待出来ます。それに加水分解動物性タンパクや消化率の高い超高消化性小麦タンパクを使っていることなど猫の消化やアレルギーの問題にもアプローチをかける原材料を使っているのです。ただ、それらが合うか合わないかは猫次第です。良い影響が出る場合もあれば、逆に良くない影響が出る場合もあります。

ロイヤルカンアは全体的に良いフードですが、コーン、超高消化性小麦、米、コーングルテンといった穀物が割と多い気がします。タンパク質が多いのはいいのですが、植物性タンパク質が多くの割合を占めているとなると良い評価は出来ません。また、酸化防止剤にBHAを使っているところが一番気になります。

もちろん天然由来の酸化防止剤よりも合成酸化防止剤の方がフードの酸化を防ぐ力が強いという事からBHAを使っているのでしょうが、出来れば天然由来の酸化防止剤を使ってほしいところです。

ロイヤルカナンの口コミ・評判

五段階評価:
1点/5点満点中【全2件の口コミ】)

口コミ一覧

  1. 猫部 より:

    ずっとコレ食べてたんですけど、4歳でシュウ酸カルシウムで腎不全になっちゃいました…

    1
  2. ののじ より:

    色々な病気対応のフード作ってるけど、BHAを使っちゃダメでしょう
    病院に置いてるのは病気対応の点もあるけど、お金払っておいてもらっているのではないでしょうか…?

    1

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