『ロイヤルカナン』ドッグフードの徹底評価【口コミ・評判】

ロイヤルカナンは「食物アレルギーに配慮したタンパク質を使用」「おなかの健康維持に配慮」「皮膚や被毛の健康維持」が特徴的なフランス産ドッグフードです。

執筆:運営本部

ロイヤルカンの特徴

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ロイヤルカナンの基本情報

メーカー ロイヤルカナンジャポン合同会社
ブランド名 ロイヤルカナンベッツプラン
商品名 スキンケアプラス 成犬用
参考価格  4,320円/3kg(amazon価格)
1kg当たり 約1,440円
原産国 フランス

ロイヤルカナンの特徴

  • 食物アレルギーとなりにくいタンパク質を使用
  • 健康的な皮膚と被毛を維持するための配合
  • 腸内細菌バランスへの配慮

犬と猫の健康のための正しい情報を広げるためのイベント「アンバサダー・プログラム」を展開しているロイヤルカナン。ロイヤルカナンは犬種別フード、食事療法食、ライフステージ別、サイズ別といった様々な種類のドッグフードを展開しているブランドです。動物病院向けの情報発信も行っており、ロイヤルカナンを取り扱っている動物病院も多く、獣医師にロイヤルカナンを勧められることも少なくないでしょう。

ロイヤルカナンは様々なラインナップがありますが、総合栄養食として全ての犬種に適したスタンダードなシリーズであり、動物病院がおすすめする総合栄養食となっているのがベッツプランです。

ロイヤルカナンのベッツプランでは食物アレルギーを防ぐために消化性の高い植物性のタンパク質が主に使われています。タンパク質はアレルギーの原因となりますので、そのタンパク質に出来るだけアレルギーとはなりにくい消化率の高いものを選んでいるため食物アレルギー対策のフードが気になっている方はピッタリです。動物病院がおすすめするペットフードだけあって、食物アレルギーへの対策が優れていると言えます。

また、皮膚や被毛のトラブルを防ぐためにγリノレン酸というオメガ6系脂肪酸、EPA・DHAというオメガ3系脂肪酸をバランス良く配合しています。さらに腸内細菌バランスを整え腸内環境を良くするために水溶性、不溶性食物繊維を配合しています。

このようにロイヤルカンは食物アレルギーの対策、皮膚や被毛の健康維持のための配合、腸内細菌を整える成分の配合、皮膚のバリア機能を維持する配合といったように犬の健康を支えるための配慮が随所になされています。

ロイヤルカナンの原材料と成分

原材料
コーン、超高消化性小麦タンパク(消化率90%以上)、米、タピオカ、動物性油脂、コーングルテン、加水分解動物性タンパク、チコリー、大豆油、魚油、亜麻の種、フラクトオリゴ糖、ルリチシャオイル、マリーゴールドエキス(ルテイン源)、乳化剤(グリセリン脂肪酸エステル)、アミノ酸類(L-リジン、タウリン、L-チロシン)、ポリリン酸ナトリウム、ミネラル類(Ca、K、Cl、P、Na、Zn、Mn、Fe、Cu、I、Se)、ビタミン類(A、コリン、D3、イノシトール、E、ナイアシン、C、パントテン酸カルシウム、B6、B2、B1、葉酸、ビオチン、B12)、保存料(ソルビン酸カリウム)、酸化防止剤(BHA、没食子酸プロピル)
原材料の評価
第一主原料 コーン ×
第二主原料 超高消化性小麦タンパク
第三主原料
油脂類 動物性油脂、大豆油、魚油、亜麻の種
アレルゲン コーン、コーングルテン
酸化防止 BHA、没食子酸プロピル ×
添加物 保存料(ソルビン酸カリウム)
点数 6点/21点中

主要原材料

コーン、超高消化性小麦タンパク(消化率90%以上)

ロイヤルカンでは第一主原料にコーンが使用されています。コーンはタンパク源となる食材で、低アレルゲン食材でもあるためにコーンがメイン食材として使われています。ロイヤルカナンは食物アレルギーに配慮しているので、肉ではなく植物性素材で比較的アレルギーになりにくいコーンを選んだのでしょう。確かに食物アレルギー対策にはなるかもしれませんが、ドッグフードでは第一主原料には肉素材を使った方が犬に必要な必須アミノ酸をバランス良く摂ることが出来るため、敢えて第一主原料にコーンを使用することは評価できません。

また、第二主原料には超高消化性小麦タンパクが使用されています。小麦は穀類の中でも消化率が低く、アレルギー反応を示す犬が多い食材です。ロイヤルカナンでは、その小麦の消化率の悪さを改善するために小麦をそのまま使用するのではなくタンパク質を抜き出し消化率を高める工夫をしているのです。

ただ、こちらもわざわざそのようなものを使わなくても肉素材を使ってほしいところです。第一主原料、第二主原料ともに穀類が使われることは犬にとって良質なフードとは言えません。

動物性油脂、大豆油、魚油

油脂には動物性油脂を使っています。動物性油脂はオメガ6系脂肪酸が豊富で嗜好性も高くなります。大豆油はオメガ6系脂肪酸やオメガ9系脂肪酸、魚油はオメガ3系脂肪酸を多く含みます。動物性油脂、植物性油脂、魚油とオメガ3系と6系などをバランス良く配合しているので、皮膚や被毛の改善が期待出来ます。ただ、動物性油脂のように、どの動物が原料になっているのか特定出来ない油脂を使っている点は好ましくはありません。

加水分解動物性タンパク

ロイヤルカナンでは原材料を見れば分かりますが、ほぼ植物性素材です。動物性素材で使われているのは、動物性油脂を除けば加水分解動物性タンパクのみです。

この加水分解動物性タンパクとはタンパク質を消化吸収しやすいようにあらかじめアミノ酸に近い状態まで分解しておいたタンパク質の事で消化性に優れています。そのため一般的な動物性のタンパク質よりも消化しやすく食物アレルギーを予防することが出来ると考えられています。ロイヤルカナンは食物アレルギーに配慮した設計になっていますので、動物性タンパクに関してもこのような工夫がなされているのです。

加水分解タンパク質は消化率が高く、アレルギー対策として使用されることも多いですが、マイナスの側面もあります。それは、長期間食べ続けることで腸内細菌が育たなくなり善玉菌や悪玉菌のバランスが壊れ、免疫力が低下し、結果的にアレルギーを起こしやすくなるという場合もあるのです。そのため長期間与えることには注意が必要です。ただ、アレルギー症状が酷く他のペットフードを食べることが出来ない場合などにはとても有効な素材になります。

添加物

保存料(ソルビン酸カリウム)、酸化防止剤(BHA、没食子酸プロピル)

ロイヤルカナンは保存料としてソルビン酸カリウム、酸化防止剤としてBHA、没食子酸プロピルという添加物を使用しています。これらは大量に摂取することで有害性が報告されている添加物です。そのため、多くのドッグフードではこれらの添加物は使用していません。しかし、ロイヤルカナンでは有害性の報告が存在すること、これらの添加物への懸念を示すペットオーナーが増えてきている中でもあえてこれらの保存料、酸化防止剤を使っているのです。おそらく、これは油脂の酸化をしっかり防ぐために使われているのでしょう。

天然由来の酸化防止剤の場合は酸化を防ぐ力が化学合成の酸化防止剤に比べると劣るために油脂が酸化してしまいオメガ3系脂肪酸やオメガ6系脂肪酸の効力が弱まってしまい、逆に油脂が有害になってしまうのを防ぐためだと思われます。しかし、このような添加物には疑念を持つ方も多く、有害性を指摘する声もありますので、敢えてこのような添加物を使用することはあまり評価できません。ただ、ロイヤルカンでは発がん性のリスクが報告されているBHAに関して毎日食べ続けても無害と科学的に確かめられた量しか使用していないと公式ページで明言しています。そのため、含有されている添加物で実際に害が出る心配性はないと考えられます。

タンパク質 脂肪 食物繊維 灰分 水分 炭水化物
25.4g 16.2g 6.4g 6.0g 9.6g 42.9g
カルシウム カリウム リン マグネシウム
0.7g 0.71g 0.59g 0.05g 12.6mg 1.52mg
亜鉛 クロール ナトリウム セレニウム EPA+DHA
24.1mg 0.57g 0.41g 0.016mg 416mg
タウリン アルギニン ビタミンA ビタミンE ビタミンC ビタミンD3
0.20g 0.94g 3245IU 60.8mg 20.3mg 81.1IU
ビタミンB1 ビタミンB2 パントテン酸カルシウム ビタミンB6 ビタミンB12 ナイアシン
2.8mg 5.0mg 15.0mg 7.85mg 0.014mg 50.0mg
ビオチン 葉酸 コリン
0.32mg 1.41mg 203mg
成分の評価
項目 目安 含有 評価
タンパク質 18%以上 25.4g
脂質 5%以上 16.2g
繊維質 4%以下 6.4g
灰分 10%以下 6.0g
水分 10%以下 9.6g
炭水化物(推定) 45%以下 42.9g
点数 14点/18点中

成分から見る

ロイヤルカナンは動物性素材がほとんど使用されず植物性素材中心のドッグフードになっています。食物アレルギーへの対策としてそのような配慮がなされているのですが、そのためにタンパク質のほとんどが植物性タンパク質になっています。植物性タンパク質は動物性タンパク質に比べると犬が体内で合成出来ない必須アミノ酸のバランスに劣ります。そのため、本来は動物性タンパク質が豊富なドッグフードの方が犬には適しています。また、炭水化物源となるコーンが第一主原料に使われていますので、炭水化物もやや多めになっています。炭水化物は多く摂ると肥満の原因になります。

ただ、ロイヤルカナンは様々な栄養素をバランス良く配合している特徴があります。成分表を見ても数多くの成分の配合量がしっかり明記されています。これはごくわずかな微量ではなく、しっかり必要な成分を必要な分だけ配合している自信の表れです。成分の配合に関してはビタミンやミネラルの配合量を明記していないメーカーがほとんどですので、ここまではっきり明記しているのは愛犬家にとっては嬉しい限りです。

ロイヤルカナンのまとめ

総合評価
原材料の質 食いつき アレルギー対策
×
皮膚・被毛改善 腸内環境改善 安全性
点数
7点/18点中
全体の点数
27点/57点中
ランク付け
A・B・C・・E・F
良い点 悪い点
  • 食物アレルギー対策がしっかりしている
  • オメガ6とオメガ3のバランスが取れている
  • 成分をしっかり開示出来ている
  • 添加物が気になる・・・

ロイヤルカナンのドッグフードは食物アレルギー対策がしっかりなされています。動物性素材が少ないことは、本来犬のドッグフードとして適していません。犬は必須アミノ酸がバランス良く配合されている動物性素材中心のドッグフードの方が適しているのです。しかし、そのような動物性素材中心のドッグフードでは肉にアレルギー反応を示すことも少なくありません。そのような場合を避けるためにロイヤルカナンでは敢えて植物性素材の原材料になっています。

低アレルゲンのコーンを第一主原料に使用し、消化率に優れた超高消化性小麦タンパクを第二主原料に使用したり、消化しやすい加水分解動物性タンパクを使用したりと食物アレルギー対策がしっかり行われています。そのため、一般的なドッグフードではアレルギー反応が見られ、他に食べられるドッグフードがないという犬にはぴったりなドッグフードになっていると言えます。まさに、食物アレルギー対策のためのドッグフードです。

そのほかにもオメガ6系脂肪酸、オメガ3系脂肪酸をバランス良く配合したり、ビタミンやミネラルをしっかり配合したり、健康維持のための配慮がなされています。

ただ、添加物は保存料、酸化防止剤に気になるものが使用されています。大量摂取の場合には有害性が報告されている一方、ドッグフードに使用される微量では全く問題が無いという意見もありますが、出来れば添加されていない方が飼い主としては安心出来るという方が多いのではないでしょうか。

ロイヤルカナンの口コミ・評判

五段階評価:
3点/5点満点中【全1件の口コミ】)

口コミ一覧

  1. 雪の道 より:

    ロイヤルカナンの口コミを見ているとウンチが臭いという意見がありますが、それはワンちゃん次第だと思います。私のところのワンちゃんはロイヤルカナンを与えていますが、ウンチが臭いという事はありません。

    3

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